有働さんの「ZERO」初日!よかったーーー!!!!!
元NHKアナウンサーの有働由美子さんが2018年10月1日日本テレビ系のニュース番組「ZERO」のメインキャスターとして新たなスタートを切りました。緊張している様子も多々見受けられましたが、有働さんらしく視聴者にわかりやすい番組作りをしようとする姿勢が随所に垣間見られてとても好印象でした。
退職して以降、いろいろなことがうわさに上がり、その去就に世間の耳目が集まっていました。その有働さんが選んだのが「ZERO]。NHKの看板だったひとが「ビッグネーム」で話題をさらうというレベルで見ている人も多かったと思います。
でも、私は観ていて強く感じました。
有働さんという一つの人格がニュースに向き合い、カメラの向こう側にあるとっても多くの人々のまなざしを決して忘れることなく、というかその人々のために(それはまさに有働さんにとって自分自身のためでもあると思う)ニュースを語っていこうという姿勢を。
有働さんの笑顔の中に凛とした決意表明のようなものを私は感じました。
報道というのはむずかしいものだと思う。
権力というものが歴然とあります。銃に例えられる権力に対して、ジャーナリズムはペンに例えられ、時に弱く、時に無力であったりします。
民法はスポンサーがあって、株主もいて、視聴率も上げなければならないし、利益も上げなければならない。
でも、それは資本主義社会だから前提問題として「ある」と、私は思います。
「ある」としても、私は有働さんと時代を共有していることが何よりも大切なことと思っています。有働さんが何を感じ、何を語るのかそれを見ていきたい。
有働さんのイデオロギーとかは知らないけれど。
いや、イデオロギーとかいう些末なものを超えて。
報道番組にありがちなご意見番としてではなく、有働さんというひとりの人として、あえてつけ加えますが、ひとりの女性として。