たかりうむのブログ放浪記

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金本監督辞任!兄貴ィィィーーーー。

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阪神タイガースの金本監督が辞任しました。私は小学生の時に阪神ファンになり、長年ファンです。でも、サッカーの素晴らしさを知り、サッカーが人生でとても大切なものになりました。

私は、本当に「NO FOOTBALL NO PUNKROCK NO LIFE」のJAPANESEです。

 

でも、阪神タイガースのことは気になって、忘れることができませんでした。

阪神タイガースは私の幼少期にはなくてはならないものでした。

なぜかというと、

私の生まれ育った関西エリアのとある地域では、サンテレビという放送局があり、阪神タイガースの試合が試合開始前から試合終了まで放送してくれていたのです。

 

試合開始前から試合終了まで放送してくれるんですよ!!!!!

 

野球というのは、結構のんびりしていて投手交代なんかも含めて時間がかかるんです。

テレビで見ていると攻守が交代するときコマーシャルが入るので気にならないかもしれませんが、球場で見ているとその間ダラダラと時間が過ぎるのです。まあ、そうしたのんびりしたところがベースボールの本質でもあるので当たり前でもあるのですが。その、野球の試合をまだ明るい夕方から、時には、延長戦で日付が変わるころまで、映像を届けてくれるのです。NHKとちがって、自ら経営の努力をして...!

 

しかも、WOWOWやスカパーやだぞーんとかじゃなく、無料なんですよ!!!!!!!

 

サンテレビィ神テレビィ!!!!!!!

 

地方でも、TVで巨人戦しか放送しないエリアではおのずと巨人ファンになる人がでてきます。ただ、私は幸運だったと思うのはサンテレビの視聴可能なエリアに生活していたということです。そのために、阪神が好きになり、そしてアンチ巨人になった。アンチを強調しましたが、アンチということが人生で大切であるということは、私自身が成長していく過程で学んだ最も重要なことの一つなのです。

 

巨大資本をもとにした人気球団である巨人、阪神があったからこそ、そのアンチである市民球団広島カープがありえた。人気のあるセリーグに対してアンチの心構えがあったから、パリーグが力をつけて肩を並べるまでになった。

戦争で多くの人々が命を失うことが許せないから、反戦の人々が立ち上がる。

トランプ大統領や安倍首相みたいな人がいるから、民主主義や立憲主義を守ろうと決意する人がいる。

 

思えば、野球は日本人には大切なものです。私にとっても。

 

故郷で暮らした幼いころの思い出に野球はとても大きいものとしてありました。

 

放課後、広場で三角ベースで野球をして遊んだ。バスケットボールやバレーボールがあっても、野球にして遊んだ。カルビープロ野球スナックを買って、野球カードを集めた。誕生日プレゼントに野球盤を買ってもらって、友達が遊びに来たらそれで遊んだ。父に初めて買ってもらったグローブの皮の匂い、手を入れた感触は今でも忘れられない。力いっぱい投げて、打って、走って、日が暮れるまで野球をして遊んだ。そして、埃だらけになって帰った家の温かい明り。

 

金本監督辞任の夕刊の文字をみて、複雑な気持ちになりました。

昨夜の甲子園球場終戦で、謝罪する金本監督の表情を見ながら、本当に疲れているなと心が痛みました。人生思うようにはならないことが多い。思い悩み、逡巡し、自らの力を信じようにも、劣勢の壁に押しつぶされそうになる。温かく迎えてくれた人は、今や冷たい表情をして遠ざかり、孤独というものに直面する。

 

プロなんだからといえばそれまでかもしれない。ネットでも侃侃諤諤。采配が悪い。若手を起用しようとしたのはいいが、育てる力がなかった。いい選手が、いい監督とは言えない。ネットをぐるっとみてきて、いろんな声があることを知りました。

 

ただ、「すべてが金本監督のせいであるということはない」ということを忘れてはならない。すべての責任を監督が取ったという事実があるだけだと...

 

私はそう思います。

 

 

今回、一敗地にまみれる結果になりましたが、

私は、金本知憲という野球人は日本野球史上傑出した偉大な選手であることに変わりはないし、尊敬の念を失うことはありません。再び、監督として野球界に戻り、成功を収めることを信じています。